2011/05/08

仕事道具

ゴールデンウィーク、前半は海外出張。
後半も都内でロケとデスクワーク。

結局のところ、普通にお仕事ということで・・・(苦笑

今日はコンピュータ内ハードディスクのデータ整理・・・
そこに、先日発注していた増設用のメモリが届いたので早速交換。

ここから先は、デジタルカメラとコンピュータに興味がある方向けの内容ですが・・・


4GB×8枚=32GBに増強です。(笑


無事交換。
・・・と、なんでこんなに増強なの?と思われる方いますね。きっと。

デジタルカメラを本格導入して早10年超。
私の撮影の場合、導入当時から99.9%RAW撮影。

スポーツ撮っているカメラマンとしては珍しいかと思います。

普段の仕事では人物から商品まで、ありとあらゆる撮影しているし、
なにより画像データの検証を兼ねて、コンピュータのパワーが非力なときから、
コツコツとデータ量の多いRAW撮影をしてきました。

その時々で、自分のスタイルにあったワークフローを構築していたけど、
やっぱりコンピュータのパワーは、より強いほうがいいんです。

現在、撮影後に最低限行っているワークフローは・・・

1.LexarのFW800用CFカードリーダー2段重ねで撮影データをHD内にコピー。
2.DPPのクイックチェックでピントチェックとセレクト。
3.セレクトしたデータのみをLightroomでRAW現像。
4.SILKYPIX Developer Studio Proでシャープネスとノイズの調節。
5.Photoshop CS5で画像を全部開いて検品。
6.Expression Media 2でカタログとインデックスシート作成。
7.Stuffitで圧縮後、自動的にFTP送信。

まあ、ざっとこんな感じです。
ひとつのソフトで完結することも十分可能だけど、
それぞれのソフトで得手不得手があるので、私の場合、分業制です。

で、毎日このワークフローをしていると、
時間がどんどんなくなっていきます。

画像のピントチェックとセレクトなんていうのは、
一枚あたりコンマ秒以下の作業ですが、
枚数が積もり積もれば多くの時間を割かなくてはいけません。

特に5番の検品作業に時間が掛かっていたわけですが、
Photoshop CS5になって64-bitをサポートした恩恵で、
多くのメモリが認識可能になりました。

メモリを増強する前は、全ての画像を開こうとすると、
仮想ディスクに飛んでしまうので、時間が掛かってましたが・・・


増強後とりあえず、検品時と同じように、130枚ほど開いてみました。

快適!!

仮想ディスクに飛ばないのでレスポンス良く画像が表示されます。

あ〜。高価な買い物だけに、効果なかったらどうしよう。
・・・と思っていたわけですが、これで毎日の作業時間が数分短縮します。

よかった。

次回は、現在3台のHDをRAID0で組んでいるけど、シークタイムが長く感じるようになったので、MacBook Proと同じようにSSDを積んでみようかなと。ただしRAID0で。

・・・つづく。