イゴール・アントンが、地元バスクのビルバオで区間賞をしました!
このブログを更新しているのは午前2時頃なのですが、
ついさきほどまで、スタッフと共にフィエスタではじけていました。
・・・ということで、今日はお祭りなので、ここのところFacebookに
アップロードしていた写真を本ブログにアップざざっとアップします。
今日のスタートは海沿いでした。陽ざしは強いものの、
海風が心地よかったです。
ビーチで遊んでいた人もヴェルタがきたら沿道に繰り出しました。
さて、今日はエウスカルテル・エウスカディの本拠地ビルバオゴールですが、
最後が周回コースになっていて、都合3回ビルバオを通ることになります。
ヴェルドゥゴのアシストによって、アントンに期待が掛かります。
街頭の温度計は40℃をさしていました。
写真では伝わりませんが、ものすごい暑さです。
グッケンハイム美術館の前も通りました。
ゴール付近は普段のスペイン語に加え、バスク語の実況も響く中、
アントンが区間賞。
今大会では不調でしたが、夕食時間を少し遅らせてでも、
体のメンテナンスを怠っていなかった成果がでました。
地元チームがこの街で勝てば、それはそれはいままでにない、ゴール語の混乱ぶり。
アントンの大金星にニエベが声を掛けます。
このとき、スタッフも選手も私も、抱き合ったり、固い握手を交わしていました。
表彰式でのアントンは何度も雄叫びを上げていました。
テレビでご覧になっていた方、下の方に向かってアントンが親指を立てていた
シーンがあると思いますが、それは私の方に向かってのアクションでした。(笑
シャンパンを巻きながら、ここでも雄叫び。
ついでに敢闘賞も受賞。
さきまわりして、ホテルで待ちました。
地元の子供達が英雄を待ちわびていました。
今日の伝説は、将来バスクからさらなる英雄を生むことになるでしょう。
オーナーのミゲール・マダリアガがアントンを迎えます。
ツールで指揮をしていた、イゴール・ゴンザレス・ガルデアノが
アントンを労います。チュルカの「よかったね」の表情がステキです。
イゴールが、今ヴェルタを指揮しているゴルカを抱きしめます。
後ろのミゲールがまたいい表情です。
選手達が乾杯。
首脳陣の乾杯。
スタッフの乾杯。
ついでに私も乾杯。
「バスクという小さな地域の小さなチーム」とはスタッフの言葉。
ただ、今年は3大グランツールで、それぞれ区間賞を残し、
さらに記憶にも残るレースをしました。
選手やスタッフの仕事ぶりを間近で見ていると、いつも彼らは全力で
戦っていることがわかります。
今日一日の沢山の笑顔は、そんな彼らのおこないの結果だと思います。
・・・でこのあと、11時から町中で始まる野外ロックコンサートへ。
バスク語のロックを大音響で聴いて、バスクにどっぷりつかった一日。
帰ってきたのが2時近く。。。
そろそろ寝ます。
あ。ホテルのすぐそばが山火事ですが、まだ延焼中です〜