2011/09/10

バスク100%

帯同撮影している、エウスカルテル・エウスカディチームの
イゴール・アントンが、地元バスクのビルバオで区間賞をしました!

このブログを更新しているのは午前2時頃なのですが、
ついさきほどまで、スタッフと共にフィエスタではじけていました。

・・・ということで、今日はお祭りなので、ここのところFacebookに
アップロードしていた写真を本ブログにアップざざっとアップします。


今日のスタートは海沿いでした。陽ざしは強いものの、
海風が心地よかったです。


ビーチで遊んでいた人もヴェルタがきたら沿道に繰り出しました。


さて、今日はエウスカルテル・エウスカディの本拠地ビルバオゴールですが、
最後が周回コースになっていて、都合3回ビルバオを通ることになります。

ヴェルドゥゴのアシストによって、アントンに期待が掛かります。


街頭の温度計は40℃をさしていました。
写真では伝わりませんが、ものすごい暑さです。


グッケンハイム美術館の前も通りました。


ゴール付近は普段のスペイン語に加え、バスク語の実況も響く中、
アントンが区間賞。

今大会では不調でしたが、夕食時間を少し遅らせてでも、
体のメンテナンスを怠っていなかった成果がでました。


地元チームがこの街で勝てば、それはそれはいままでにない、ゴール語の混乱ぶり。


アントンの大金星にニエベが声を掛けます。
このとき、スタッフも選手も私も、抱き合ったり、固い握手を交わしていました。


表彰式でのアントンは何度も雄叫びを上げていました。

テレビでご覧になっていた方、下の方に向かってアントンが親指を立てていた
シーンがあると思いますが、それは私の方に向かってのアクションでした。(笑


シャンパンを巻きながら、ここでも雄叫び。


ついでに敢闘賞も受賞。


さきまわりして、ホテルで待ちました。
地元の子供達が英雄を待ちわびていました。

今日の伝説は、将来バスクからさらなる英雄を生むことになるでしょう。


オーナーのミゲール・マダリアガがアントンを迎えます。


ツールで指揮をしていた、イゴール・ゴンザレス・ガルデアノが
アントンを労います。チュルカの「よかったね」の表情がステキです。


イゴールが、今ヴェルタを指揮しているゴルカを抱きしめます。
後ろのミゲールがまたいい表情です。


選手達が乾杯。


首脳陣の乾杯。


スタッフの乾杯。


ついでに私も乾杯。

「バスクという小さな地域の小さなチーム」とはスタッフの言葉。
ただ、今年は3大グランツールで、それぞれ区間賞を残し、
さらに記憶にも残るレースをしました。

選手やスタッフの仕事ぶりを間近で見ていると、いつも彼らは全力で
戦っていることがわかります。

今日一日の沢山の笑顔は、そんな彼らのおこないの結果だと思います。

・・・でこのあと、11時から町中で始まる野外ロックコンサートへ。
バスク語のロックを大音響で聴いて、バスクにどっぷりつかった一日。

帰ってきたのが2時近く。。。

そろそろ寝ます。


あ。ホテルのすぐそばが山火事ですが、まだ延焼中です〜