2011/07/07

お天道様は


スタート地点には沢山の観客が来ました。



ただ、今日もお天道様のご機嫌は良くなかったみたいです。

世界遺産のモン・サンミッシェルを望む地点では曇り・・・。



その後、厳しい雷雨だったり・・・

急速に天気回復したり。


でも、その後、また雷雨だったんですけどね。

レースが終了する頃には、遠くの空に虹が見えました。


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さて、今日はエウスカルテルチームにドクターが合流しました。


開口一番「フレッチャ!(私のニックネーム)日本は大丈夫か?」

「家族や友人はみんな元気か?」と。


こちらに来てからというもの、チームスタッフや同業者のカメラマンから、

同じ質問をされています。なかには「フクシマ」という地名をも明確に言える人もいます。


ツール出発前に、馴染みのライターさんから「被災地に行ってきた。ボランティア

としての配属先が、瓦礫とともに見つかった写真を整理しているところだった」


「拾得物の保管期間の問題で、写真を一枚一枚複写してデータ化しているけど、

2万枚あるので、効率いい残し方教えて」と相談を受けました。


そのタイミングで被災地に出向くことが出来ない私は、最終的に連続給紙が出来る

スキャナーと、データが増大しても問題無いよう2TBの外付けハードディスク。

老婆心ながらコンセントの需要が増えると思うので、ケーブルタップの計3点を

通販サイトから直接、被災地でボランティア活動している団体に寄贈しました。


その後、その話に共感してくれた、別のライターさんも有り難いことに、

違うタイプのスキャナーを被災地に送ってくれました。


いまだ、人出が足りない中、地道に活動を続ける彼らに敬意を表するとともに、

もし、本ブログをお読みの方で力になりたいと思われる方がいたらご連絡ください。


ツールの現場でも、日本を気にしてくれている人が沢山います。